トップページ | 会社の都合 »

2004/04/22

天動説

 サイト本体の復活はまだだけれど、とりあえず日記めいたものをつけ始めてみよーと。

 そんなわけで、イラク日本人人質事件絡みの騒動もよーやく落ち着きつつある今日この頃。一時期の偏った論調から変わって、いろいろな視点が提示されているのだけれど、いろんな意味でやーなもん見ちまったなァ...というのが僕の正直な気持ち。
 まず、僕はいわゆる「平和活動家」(含ピースボート)が大っ嫌いである。土地や文化に根ざさない限り救援・支援なんてできないはずなのに、観光気分でやってきて「私って平和貢献してるんだ!」とゆー陶酔顔してるのがヤなんである。だから人質家族が自衛隊撤退を叫んだ時に僕も世間並に「をいをい君たちァ何者だね?」と感じてしまったんである。文末に「である」が続くのはあんましよろしくないが、ヤなもんはヤ!なんである。ついでに言うと人質だった18歳少年の三白眼が、見事に安保闘争時代の活動家と一緒だったのはさぶいぼ立ったぞ。
 だからっつって政府の皆々様も「俺たちが金払って助けてやったんだぞ」って態度取んなや。組織や団体の中にどんだけ異分子が存在できるか、反対意見や外れもんがまかり通れるかってのは、その組織の健全さとか懐の深さとかを証明すんだぞ。その点、英仏はとても豊かで日米はとても貧困なんだぞ。そーいう自覚もなしに「自己責任は(活動の)社会的意義以前の問題」とか言うなよ福ちゃん情けない。

 でも一番ヤだったのは、人質家族が拠点にしてた北海道東京事務所にタクシー10台が送りつけられた嫌がらせだな。あまりに陰湿なもんで、またさぶいぼ立った。こーいうのって、自分が正しければ何をやっても良くて、悪いのは相手方で何をされても仕方がないって発想なんだろう。で、結構この手合いって世の中に多いと思うんだよな。部下をいぢめる中小企業系オーナー社長とその愛人であるお局事務員とか、借り手が自殺するまで攻め抜く闇金やくざとか...。
 あ、そーか。つまり「自分は正しい」「自分以外は正しくない」そして「正しければ何をやっても正当化される」という3段論法が嫌なんだな俺は。でも最近はこんな天動説野郎が売るほどいるんで最低な世の中である、つーそんだけの話っすな。やれやれ。
 今回の事件で救いだったと思うのは、後で拘束された男性2人の解放後の態度がとても正直だな、と。NGO渡辺さんは「日本の皆さんにお礼を」という両親に対し「俺は自分の見てきたことを皆に伝えなくちゃいけない!」と言って対立したし、フリージャーナリスト安田さんは「『拘束』というより武装勢力と『接触』した感じ」「すごい楽しかった」と、特ダネ命の心情を垣間見せた。どちらもちょっとエゴっぽいけれど、少なくとも陰湿な自己中の日本風土に比べりゃ1000倍からっとしていると思う。

|

トップページ | 会社の都合 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29870/475728

この記事へのトラックバック一覧です: 天動説:

トップページ | 会社の都合 »