« 会社の都合 | トップページ | カメラのナニワのポイントカード »

2004/04/27

雨風の強い日に黄昏の街について考えてみる。

 今月に入って、何度か江東区に行く機会があった。月島・新木場・有明といった比較的新しい(のかな?)工業地域なのだけれど、ちょっと感慨深い思いがある。懐かしさというか。
 学生時代にバイトした晴海の国際見本場、勤め先のあった泉大津など、工業港・産業港というのはどことなく寂しいイメージがあるんね。古ぼけたというか、盛りを過ぎたというか。まァ泉大津なんか、多くの工場の門前が雑草ぼーぼーのゴミだらけで、交通標識が錆びついていたりするんでアレなんすけど、開発も落ち着いたばかりの有明のあたりもなんかそんな印象がある。

 で、何でこんなこと考えるのかなと思ったら、街に人がいないんすな。車もそんなに激しく走っている感じしないし。これが高度経済成長期だったら、トラックも人もばんばん動き回って都市自体が生き物みたいなイメージになるのだろうけれど、そーいうわけにも行かないし。以前尼崎や東大阪に行ったときも、街がなんだかたそがれている印象をぬぐえなかったんだけれど、それと似ているような気がする。
 やっぱ街って単機能だけじゃ駄目な気がするんだよな。よく、良い大学は近所に良い古本屋と落ち着ける喫茶店と安くてうまい飯屋がある(だから最近の郊外型の大学はほとんど駄目なのだけれど)、という言葉があるのだけれど、それに習えばやっぱり工場街もただ工場と倉庫と工業団地だけでは駄目で、安くてうまい飯屋と落ち着ける喫茶店と……そうだな、良い古本屋か小さくても品揃えの良い中古カメラ屋か、使用料の安い雀荘かそこそこ出るパチンコ屋か、そーいうのが駅前だけじゃなくてきちんと街中にあることが重要なんじゃないかな。

|

« 会社の都合 | トップページ | カメラのナニワのポイントカード »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29870/501862

この記事へのトラックバック一覧です: 雨風の強い日に黄昏の街について考えてみる。:

« 会社の都合 | トップページ | カメラのナニワのポイントカード »