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2004/05/12

21世紀秋葉原

 そうだ、アキバへ行こう。ということで久々に行ってきました、秋葉原。新世紀になってから一、二度行ったかどうか……少なくとも3年は足を踏み入れていないのです。
 ほんとーに思いつきで足を運んだのは、最近の報道とかを見ていて、どうやら電脳街からサブカルの町に変わりつつあるらしい、との印象を受けて。僕がアルバイトをしていた'96年夏-'97年3月、Windows95の興奮も冷めやらぬアキバは、ハードウェアもソフトウェアもどんどん技術革新がなされ、アメリカ人や台湾人がニッポンのテクノロジーを視察する、一種独特の活気があった。今でも覚えているのはあの木村太郎さん(!)がノートPCのメモリを購入しに売り場に来ていたこと。「これで万全だね」と、嬉しそうにマネジャーさんらしき人に語りかけていたっけ。

 さて新世紀のアキバへは都営地下鉄から総武線乗換。バイトをしていた時は池袋まで出て山手線でゆるゆる通っていたから、これも時の移り変わりだなぁ。んで、駅を降りるといきなり大きな工事現場が。どうやら駅前再開発の流れが、ここアキバにも押し寄せているみたいだ。で、まずは昔の仕事場であるLaOXザ・コンピューター館通称『ザコン』の周辺をうろうろ(さすがに店内には、未だに入りづらい)……げ、バイト時代の副フロア長が(・_・;;)童顔な人だったけれど、今でも全然年取ってないなぁ。向こうはさすがにこちらには気づかなかったみたい。7年経ってるものね。
 といった具合にしばらく歩いていて、なんだか沈んだ雰囲気だなぁと感じるようになってきた。まぁ曇り空だし、平日の昼間だから人があまりいないというのもあるかも知れないけれど、何となくそれだけじゃないような気がする。
 上にも書いたけれど、以前はいろいろな国籍の人間が所狭しと歩き回っていたし、あの悪名高きマハーポーシャ(現アレフが旧オウム真理教時代、資金稼ぎのために運営していた自作PCショップ)をはじめとして色々な売り子達が声を張り上げていた。ゲームショップの店頭でもデモプレイで華麗な技を見せるゲーマーがいたし、その一方でラジオセンターでは真空管を挟んで店主と話しこむサラリーマン風のおじさんもいたりして。
 じゃあ今のアキバはサブカルチャー華やかな場所かっつーとそんなことなくて、少なくとも、モトコーこと神戸元町高架下みたいな、オシャレといかがわしさの絶妙なブレンドには全然及ばない。高架下に行けばそれこそ、ジャンク屋と古美術屋、合法ドラッグに古いファミコンソフト、クラシックカメラにオリジナルアート、オリジナルブランドや偽ブランドの服、ボトルキャップや塩ビ人形などのレアアイテム、そういった価値と無価値がごちゃごちゃになって、圧倒的なアジアンパワーを来た者に浴びせつけるんである。
 結局パチスロパーラーと漫喫兼ネットカフェ、それと美少女系などのコミックショップが目立って増えただけで、街自身の元気さは何分ノ一にも薄まったのかな、と思う。マニヤ以外の人には居づらい排他的な雰囲気というか。もっともっと、カタギもヲタクもヤクザもビジネスマンも欧米人も亜細亜人も、がんがん交差してぐちゃぐちゃに融合しあう、そーいうルツボなアキバ希望。

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