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2004/07/18

都市の耳。

 街歩きでの楽しみの一つは、辻に立つストリートミュージシャン達の演奏だろう。高校・大学生くらいの子が、チューニングも合わせていないようなギターをかき鳴らし、声を張り上げるのも、それはそれでほほえましい。でもやはり、大道の雑踏に鍛え上げられたようなたくましい演奏を耳にすると、こちらも「よし、がんばろう」って気になるからすごいなと思う。

 例えば、神戸・三宮駅前の三角広場ではよくストリートバンドが演奏しているのだけれど、ある晩はBLACK BOTTOM BRASS BANDが縦横無尽に暴れまくっていて、思わずその場でライブチケット買いました。神戸チキンジョージでのライブはめっちゃ面白かった!あと、某音楽バラエティ番組で見かけたDEPAPEPEというギターデュオも神戸のストリート出身だそうで、軽快だけれど芯のある演奏を聴いて、速攻でタワレコ行きましたよ。
 そう言えば、あのPE'Zもストリートライブを繰り返していたんだよね。ちょと横道にそれるけれど、彼らがNHK『Top Runner』に出ていたとき、ヒイズミマサユ機さんがキーボードを弾き狂っているところを50cm位(もっと近かったかも)の至近距離でコンパクトカメラを構えてsnapしているおばあちゃんの映像が流れて、僕はそれがなんだかすごく格好良く思えてしょうがなかった。被写体と撮影者が切り結ぶ瞬間の快感というか。閑話休題。

 今日見かけたのは新宿で、本屋やカメラ屋やパチンコ屋をぶらついて、さて帰ろうと思ったとき、南口に人だかりが出来ていて、その奥から聴きなれた曲が流れていた。ルパンIII世のテーマを弾いていたそのデュオは『音更』(おとふけ、と読む)という名で、セロテープでアンプに結線したアコースティックギターをかき鳴らし、時に叩き、音とリズムが渾然一体化したアグレッシヴな演奏をしていた。ドレッドで長身の青年と、眼鏡をかけた細身のもう一人の青年が、ぐんぐん体をスイングさせる。思わずその場でCD買いました。今、この文章を書きながらバックに流れているのだけれど、そのときの情景が目に浮かぶようだ。

 やはり、都市の大道に潜む表現者達はすごい。うん。

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